せっかくなのでHDRに対応したものを試してみたくなりますね。
早速調査開始です。
要件
- PS4 Proでゲームが主用途
- 4K HDR対応
- 画質が悪くないこと
- 入力遅延が短いこと
- 6万円以下
比較
普及価格帯の4K HDRモニタはこのとろラインナップが増えてきています。
4K解像度の恩恵を受けられるギリギリサイズでスペック上一通りのポイントを押さえているLG 27UL650-Wはバランスが良く人気の機種のようです。
画質はIPSパネルらしく彩度が非常に高く輝度も高いため、凝縮されたピクセルと相まって綺麗な印象を受けます。
ただし、デフォルトでは青みが強く暗部が黒つぶれしがちなため、ゲームなど派手めな画面を楽しむのに向いていそうです。
BenQ EL2870Uは安価に4K HDRが楽しめる入門機。
残像の少ないTNパネルを採用していることからもゲーミングモニタとしての個性が強くなっています。
画質はIPS/VAパネルと比べると一歩劣るため、ゲーム専用と割り切って使うなら良い選択肢となりそうです。
LG 32UK550-Bはベーシックな4K HDRモニタでありながら31.5インチの大画面が売り。
最大輝度は300cd/m2と他と比べると控えめですが、よほど明るい部屋で使うのでない限り十分です。
VAパネルの採用でしっかりと黒が沈むため、暗部の描写も得意でコントラスト比もIPSパネルより高くなっています。
デフォルトではやや黄色味がかっていますが、発色は良好でぎらつき感もなく目にも優しそうです。
斜めから見るとコントラストが低下しがちですが、正面に座って使用する用途であれば、抜群のコストパフォーマンスを誇ります。
Philips 328P6VUBREB/11は現時点でこの価格帯で購入できる4K HDRモニタとしてはスペック上もっとも優れています。
VAパネルを採用し、LGのモニタと比べると落ち着いた発色でHDR本来の画質を楽しむのに向いていそうです。
ただし、本体のタッチ式ボタンはとても操作が難しく、また、入力遅延は他の機種と比べるとやや長くなっているため、FPSや格闘ゲームなどタイミングにシビアなゲームをプレイするなら注意が必要です。
BenQ EW3270Uはゲーム用モニタとしても人気の機種でHDR対応以外は328P6VUBREB/11にせまるハイスペック。
気になる機能が一通り搭載されていて32インチクラスとしては抜群のバランス。
BenQ EW3270Uはゲーム用モニタとしても人気の機種でHDR対応以外は328P6VUBREB/11にせまるハイスペック。
気になる機能が一通り搭載されていて32インチクラスとしては抜群のバランス。
価格もかなり控えめでスペックを考えるとコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
まとめ
4Kモニタ自体は値段もこなれてきていますが、HDRに関してはようやく標準規格が決まって各社対応が始まったばかりという印象です。
とはいえ、真のHDR画質を求めると10万以下の価格帯では当分の間、実現は難しそうというのもあるため、PS4 Proでゲームをすることを念頭にリーズナブルな価格と画質が得られるという意味では現時点でも十分達成されていて、あえてあと数年待つ必要もなさそうです。
個人的に買うなら画質と入力遅延と価格を考慮して32UK550-BかEW3270Uが第一候補になりそうです。
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