2020年2月5日水曜日

RX0でスナップ 設定を紹介

スマホカメラで気軽に綺麗な写真が撮れるようになっても、カメラ好きなら自分で設定を決めて撮りたいものですよね?

そんな趣味的な理由でいつもRX0を持ち歩いているのですが、子供を撮る機会が多いのでどうしてもスナップ的な使い方がメインになります。

最近気に入っているブレにくいスナップ用の設定を紹介します。
動き回る子供を撮る機会が多いのですが、被写体ブレを防ぎつつ可能な限りノイズは少なくしたいため、

  • 速いシャッター速度
  • 低いISO感度

をいかに手軽に実現するかがポイントです。

撮影モード


撮影モード:「P」モード

RX0は操作部材が最小限しかないため、αシリーズのように設定をこまめに変えながら撮影するのには全く向いていません。

そのため、撮影モードは必然的に「P」モードを使うことになります。
以下は、「P」モードで設定を変更する前提です。

ISO感度


ISO感度:AUTO 125-12800

細かく設定を変えられないのでISO感度もAUTO設定です。
ただし、上限を12800まで上げてあります。

被写体ブレを防ぎたいのでなるべくシャッター速度は稼ぎたい、となるとある程度のノイズは我慢するしかありません。
感度を上げるとノイズは盛大に乗ってくるので等倍鑑賞は厳しくなってきますが、背に腹は変えられません。

幸い、NRがしっかりかかっても縮小して鑑賞すればディテール感のある写真が撮れるのは1インチセンサーとBIONZ Xのなせる技でしょうか。

フォーカスモード


フォーカスモード:AF-S

広角なレンズとF4という絞りから、スナップ的に撮った写真はほぼパンフォーカスで写ります。
となると、マニュアルフォーカスで過焦点距離に設定しておけばいいのかなと思って試してはみたものの、ピントの定まらない写真を量産してしまいました。

結局AFを使うためAF-Sに設定した上で、シャッター半押ししてから撮影しています。ワンテンポ増えてしまうのは惜しいですが、仕上がりが全く違うためここだけは我慢が必要です。

フォーカスエリア


フォーカスエリア:ワイド

しっかり構図とフォーカスを確認してからシャッターを切りたいところですが、RX0の液晶画面は極小。
特に子供の目線で撮ろうとするとほぼノーファインダー撮影状態となってしまいます。
そのため、フォーカスエリアはワイドにし、顔検出をオンにして、カメラ任せで撮影しています。
また、パンフォーカス気味なのが幸いして、多少のフォーカスミスはカバーできます。

ISO AUTO低速限界


ISO AUTO低速限界:125

Pモードでは、撮影シーンの明るさに合わせて「いい感じ」にシャッター速度、絞り、ISO感度が調整されます。
RX0標準の設定ではノイズの少なさを優先しているためか、ISO感度を上げるよりもシャッター速度を遅くするように調整される傾向があります。
そのため、暗いシーンでは手ブレや被写体ブレが発生しやすくなってしまいます。

しかし、暗いシーンでも可能な限りシャッター速度は速くして手ブレや被写体ブレを防ぎたい!
この悩みを解消してくれるのが「ISO AUTO低速限界」設定。
ISO感度を上げ始めるシャッター速度を指定する機能です。

この設定を正しく使うことで、手ブレ被写体ブレで失敗する確率を大きく下げることが可能です。

クリエイティブスタイル


クリエイティブスタイル:ライト

ソニーのカメラは初期設定で撮影すると若干暗めの印象の写真になります。
明るめに撮るには露出補正をプラスにするのが基本ですが、これだとシャッター速度の低下やISO感度アップに繋がり、せっかくのISO AUTO低速限界設定が相殺されてしまいます。

そこで活躍するのがクリエイティブスタイル
カメラ内でRAWからJPEGに現像する際の仕上がりを調整する機能ですが、「ライト」を選ぶことで露出補正を変更することなく明るい印象の写真に仕上げてくれます。

まとめ


常に持ち運べるサイズでありながら、本格的なカメラ設定で遊べるRX0。
スナップシュートなど特定の用途を決めて、自分なりの設定を追い込むのはなかなか楽しいですね。


2020年1月30日木曜日

Photo Mechanicで快適写真セレクト

NASに保存した写真を快適にブラウズしてセレクト作業したい。

これまではAdobe Lightroom CCを使用していましたが、快適さという点ではかなり不満がありました。
従来はAdobe CC フォトプラン20GBをセールのタイミングでAmazonなどで購入していましたが、昨年からフォトプラン20GBの店頭販売が終了し、安価に入手することができなくなりました。

そこで、兼ねてから検討していたPhoto Mechanicへの乗り換えを決行しました。


英語版しかないため日本ではマイナーですが、写真セレクトに特化しており、

  • 買い切り
  • 報道フォトグラファー御用達
  • 超高速なセレクトワークフロー

と、導入しやすく信頼度も高いアプリです。

今のところ、乗換の目論見は大成功。
NASに保存した画像でも快適にセレクトできています。

高速セレクトを売りにしているアプリはたくさんありますが、数が増えてくると遅くなるなどイマイチなものが多い中で、Photo Mechanicはホンモノです。

今後は使いこなしなどを紹介していく予定です。

2020年1月25日土曜日

通勤も撮影も!Peak Design Everyday Sling V2 10L

平日は通勤バッグだけど休日はカメラバッグになる。
満員電車にも乗るのでコンパクトなものがいいけど、レンズは望遠と標準ズームの2本入れたい。
自転車にも乗るので背負うタイプがいいけどリュックは底のほうが取り出しにくいので避けたい。

そんな贅沢を叶えてくれる理想のバッグ Peak Design Everyday Sling V2 10L を見つけたので早速購入しました!


色はアッシュ
シンプルなブラックも選べます。



外観


平面と曲線が多用されたデザインのため写真で見ると大柄に見えますが、実物はそれほど大きくありません。


横から見るとスリムさが分かるのでは無いでしょうか?
底面がフラットで自立させることも可能です。


マチが内側に折り畳まれる形状のため、ギュッと押しつぶせば厚みを抑えることも可能です。



背面はシンプルで背負った時に邪魔になるものがありません。
しっかりとしたハンドルもついているため、片手で持つことも可能です。


撥水素材が使われているため、ちょっとした雨であれば収納物が濡れる心配もありません。
もちろん全て止水ファスナー仕様です。

フックをひっかけられるリングが片側に3箇所、左右で合計6箇所あります。


付属のコードフックを使うことで三脚などを固定することが可能です。


また、両サイドはPeak DesignのCaptureをつけることができるベルトになっています。


ストラップ


本体とストラップは回転するパーツで接続されていて、背負うとしっかり背中にフィットします。
また、アルミ製のバックルはカチッと起こして引っ張るだけで簡単に長さ調節できる優れもの。



さらに、長さ調整で余ったストラップも、、、


スマートに格納できます。


外ポケット


デザイン上のアクセントとなっているPeak Designのロゴは外ポケットにアクセスするためのかい。


開口部はあまり広くありませんが幅と底が深く、鍵やスマホ、薄手の財布などを入れるのにぴったりです。

メイン収納


スムーズに稼働する止水ジッパーを開くとメイン収納です。


こちらも開口部は狭めですが、500mlのペットボトルが余裕で立てて入れられるほどの広大な空間が広がっています。

仕切りはFlexFoldディバイダー。様々な形に変形する仕切りが2枚付属しています。


カメラを収納するときは3分割して使うのが定番ですね。



ポケット類の少ないバッグですが、FlexFoldを使って蓋にしたり二階建てにすることで、自分好みの収納を作ることが可能です。
FlexFold自体の剛性が高いため、バッグが潰れるのを防ぐ効果もあるようです。


サブポケットはメモリカードやバッテリなどを整理する仕切りがついています。
伸縮性のある素材なので、多少分厚いものでも入ります。


ノートポケットはマグネットで閉じられています。


タブレットなどを入れることが想定されているようですが、旧型のMacBook Air 13インチもギリギリ収納できました。


まとめ


必要最低限のコンパクトサイズに想像を超える収納力と機能を満載したPeak Design Everyday Sling V2 10L。


早速通勤やカメラの持ち運びなど日常のバッグとして使っていますが快適です。
Everydayの名は伊達じゃないですね。



カメラ環境一新!

家族構成の変化に合わせて、カメラ周りの環境も一新
以前に比べて効率化と合理化を推し進めました。
レンズ以外ほぼ入れ替えとなっています。

旧環境


  • カメラ:ソニー α7II + RX100II
  • レンズ:SEL2470Z, SEL5518Z, SEL70200G
  • バッグ:MOUTH バケットマウス
  • 写真管理:Adobe Lightroom
  • RAW現像:Adobe Lightroom
  • レタッチ:Adobe Photoshop

新環境

  • カメラ:ソニー α7III + RX0
  • レンズ:SEL2470Z, SEL5518Z, SEL70200G
  • バッグ:Peak Design Everyday Sling V2 10L
  • 写真管理:Camera Bits Photo Mechanic
  • RAW現像:Skylum Luminar
  • レタッチ:Serif Affinity Photo

きっかけはカメラボディの買い替えですが、これを期に気になっていた部分を解消すべく色々試した結果、今のところこのような構成で落ち着いています。



ブログリニューアル

このブログを始めて早4年、身の回りの環境も変わってきて更新頻度も落ちてきた時期なので、心機一転リニューアルすることにしました。

初心に立ち返ってカメラ(とMac )を中心とした内容にフォーカスし、タイトルもちょっとだけ変更。
カメラグッズの紹介や使いこなしを共有できればと思っています。

2019年11月26日火曜日

α7III 購入!

α7IIからちょうど4年経ったタイミングでα7IIIにパワーアップ!
まだ少し触ってみただけですが、画質も操作性も想定以上の進化です!





これからどんどん使い込んでいきます。

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2019年11月15日金曜日

iPadとiPhoneで快適テザリング

テザリングできるiPhoneを持っていれば、iPadのモバイル利用が非常に快適です。


  1. iPadのロックを解除する
  2. 近くのインターネット共有で表示されたiPhoneに接続する


同じiCloudのアカウントが設定されている場合は、iPhoneのテザリングを自動的にオンにして接続することができるようです。
iPhoneの操作は一切必要ありません。

iPhoneを持っていてiPadを追加購入するような場合であれば、Wi-Fi版iPadでもすぐに快適なネット接続が利用できますね。

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