2017年1月5日木曜日

AirからProへ ベンチマーク対決 MacBook Pro (15-inch, Late 2016)とMacBook Air (Mid 2011)

コンピュータの買い替えサイクルは2〜3年、と言われていたのも昔の話で、最近は普通に4〜5年使えてしまいます

以前に使っていたのはMacBook Air (Mid 2011)。
MacBook Air全盛期だった頃の機種で、ネットを見る程度であれば今でも全く問題なく使えます。

MacBook Pro (15-inch, Late 2016)に乗り換えて5年の差、AirとProの差を実感していますが、改めて客観的な数値で見えるベンチマークを実施してみました。

買い替えを検討中の方は参考にしてみて下さい。

スペック


 今回比較した2機種のスペックは以下の通りです。

MacBook Air (Mid 2011) 13インチMacBook Pro (Late 2016) 15インチ比較
世代Sandy BridgeSkylake4世代進化
CPUCore i5 / 1.7 GHzCore i7 / 2.6GHzx1.5
CPUコア数24x2
RAM4GB16GBx4
RAM接続DDR3 / 10.67GB/sLPDDR3 / 17.06GB/sx1.6
SSD128GB512GBx4
SSD接続SATA / 3GbpsPCIe3 x4 / 約32Gbpsx11

CINEBENCH R15(CPU)


マルチコアで画像レンダリングするCPUベンチマークです。

MacBook Pro (15-inch, Late 2016):668cb


MacBook Air (Mid 2011) :183cb


Proが約3.6倍高速です。
クロック周波数×コア数以上に高速化しています。

JetStream(CPU)

JavaScriptを実行するCPUベンチマークです。
Safari 10.0.2で実行しました。

MacBook Pro (15-inch, Late 2016):223.28


MacBook Air (Mid 2011) :93.813


Proが約2.4倍高速です。

Blackmagic Disk Speed Test(SSD)


ストレージの読み書き速度を計測するベンチマークです。

MacBook Pro (15-inch, Late 2016): 書き込み1794.2MB/s, 読み込み1914.5MB/s


MacBook Air (Mid 2011) :書き込み162.9MB/s, 読み込み197.7MB/s

Proが書き込みで約11倍、読み込みで約9.7倍高速です。

まとめ


5年前のAirと最新のProを比較するとCPUの性能は数値上2〜3倍程度高速になっていますが、超高速になったSSDのおかげで体感上はさらに速く感じます。

このことからも最新のMacBook Proは闇雲にCPU性能を高めるのではなく、ディスク性能などボトルネックになる箇所を着実に高速化し、実用性能を高めていることがわかりますね。


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