2019年11月11日月曜日

α7II 4年使ってわかったこと

α7IIを使い始めてもうすぐ4年
年間1〜2万枚程度のペースでの撮影に活躍してくれています。
長期間にわたり使用してわかってきた良い点悪い点をまとめてみました。

良い点


低ISO感動でのフルサイズ画質


iPhoneやRX100など色々なサイズのセンサーが搭載されたカメラで撮影していますが、やはり物理的に大きなセンサーの画質は圧倒的です。

特にベースISO感度で撮影できる晴天時の屋外ではノイズがなく細部まで解像した情報量の多い画像が得られるため、写真の表現力という意味でも全く不足を感じません。

2400万画素


2400万画素という解像度はこれまで使ってきたカメラの中でもベストです。

iPhoneやRX0の1200〜1500万画素ではクロップすると少し解像度が足りませんが、2400万画素あるとほとんどのシーンでクロップしても気になりません。

解像度が高いということはノイズの画素も小さくなるため、暗いシーンでもモニタなどの鑑賞サイズに縮小するとノイズ感が低減され、綺麗な写真を楽しめます。

また、これ以上解像度が高くなると、特に個人で使う分にはファイルサイズが大きくなりすぎてストレージの管理が大変になります。

象面位相差AF


明るい光源下で、AFエリアをゾーンやフレキシブルスポットなど狭めの設定にしてあげれば、狙った被写体に高速にピント合わせが可能です。

象面位相差エリアはやや中央寄りですが、一般的な動体撮影であれば十分で、狭くて困ることはありません。

AF-CよりもAF-Sの方がよりシビアなピント合わせが可能ですが、AF-Cでも少し絞って被写界深度を深くしてあげることで、フレーミングさえ頑張れば運動会で我が子を綺麗に撮影することが可能です。

悪い点


高感度画質

ISO3200までであれば躊躇無く増感できますが、ISO6400あたりから少しずつノイズ感が目立ってきて、ISO12800以上は可能であれば使用を避けたい程度にノイズが出てきます。

もちろん縮小して鑑賞する分には問題ありませんが、クロップしたい場合は気になります。

F4通しのレンズを使う頻度が高いので、室内や夜など暗いシーンではシャッター速度を稼ぐため感度を上げざるを得ないため、高感度のノイズがもう少し抑えられるとさらに満足度の高い写真が撮れそうです。

バッテリー


AF-Cと連写を多用するような使い方をすると500〜600枚程度撮影したあたりからバッテリ残量が気になり始めます。

電池自体が小型なので追加のバッテリを持ち歩くこと自体はそれほど苦にはなりませんが、やはり電池交換の回数は少ないほうが良いですね。

AF-Cでの瞳AF


動き回る子どもを室内で撮影するような場合、シャッター速度を速くするため絞りを開く必要がありますが、当然ピントがシビアになります。

じっとしてくれていればAF-Sでの瞳AFが非常に便利なのですが、なかなかそうもいきません。
MFを駆使してピントを合わせるほどの技術は持ち合わせていませんが、AF-Cが瞳AFにしていれば撮れたのに、というシーンが多いのは事実です。

まとめ


走り回る子どもなど動体撮影がなければほぼ不満のないα7IIですが、最近の主な被写体が子どもで有る以上、悪い点に挙げた箇所が改善されると撮影がずいぶん楽になりそうです。

実はこれらのポイント、α7IIIでは改善されてるんですよね。
キャッシュバックも始まった今、気になっています。


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