Type-C給電の対応やSDカードの転送速度など、メーカーの仕様表記だけでは不明な点も多いので、簡単なベンチマークも行なってみました。
確認ポイント
- USB Type-A変換/ハブ機能
- USB Power Delivery 給電
- 給電中のパフォーマンス
- SDカードリーダー
- HDMI出力
USB Type-A変換/ハブ機能
Type-Cコネクタ普及機の現在、メインになるのはType-CからType-Aコネクタへの変換とハブ機能。
いくつかの機器を接続してみましたが、ドライバは不要で全く問題なく動作しています。
USB Power Delivery給電
MacBook Pro Late 2016には87WのUSB-C電源アダプタが付属しています。
本体に直接接続すると当然フルパワーで給電が可能。
86Wで給電されていることがわかります。
一方、3Q-LEVO Type-C USB変換ハブ を間に挟んで給電すると・・・
49Wで給電されるようになりました。
供給される電力が少なくなっているので、充電時間が伸びることが考えられますが、それ以外の副作用はなさそうです。
給電中のパフォーマンス
49W給電に充電時間以外の副作用が本当にないのか、ベンチマークアプリで確認してみました。
利用したのはCompuBench CL、特に電力負荷の高そうなディスクリートGPU使用のベンチマークを行いました。
86W給電時
49W給電時
いずれの値も誤差程度。
供給電力による差は見られないと言って良さそうです。
(他のテストも試して見ましたが、いずれも同様の傾向でした。)
SDカードリーダー
Lightroomに写真の取り込みを行なってみましたが、こちらもドライバ不要で問題なく動作しています。
転送速度もBlackmagic Disk Speed Testで測定してみました。
使用したSDカードは TrancsendのUHS-I class 10 32GB。
90MB/sを謳うモデルです。
結果がこちら。
READを見る限りほぼ性能が出し切れていると言っていい程度の値です。
HDMI出力
ドライバ不要、HDMIケーブルを接続するだけで映像の出力ができました。
ミラーリング、マルチディスプレイ共に問題ありません。
結論
必要な機能がドライバレスで利用でき、性能も十分。
ケーブル一本で周辺機器の接続から給電まで全て完了するのが魅力です。
コンパクトで価格も安く本体に合った色も選びやすいため、Ethernetコネクタが必須でなければ、オススメのType-Cハブです。
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すばらしいレビューです!私も13インチtouchbarを買い、このハブが気になっていました。大変参考になりました!
返信削除13インチTouch Barモデルご購入おめでとうございます!
返信削除参考にしていただけて幸いです!