3週間ほど使ってみた結果をお伝えします。
考察には多分に推測を含んでいるため参考程度にしてください。
画面表示の乱れ
入手した当時からmacOS Sierra 10.12.2ですが、症状は一度も発生していません。
HW不具合やAdobe製品との相性も指摘されていますが、おそらくGPUドライバの不具合でしょう。
PhotoshopやLightroomはGPUを使って処理の高速化をすることができますが、この時OpenCLという技術を使っている可能性があります。(macOS自身も積極的に使っているはず。)
以前に2013年モデルのMacBook Pro上でOpenCLを使ってソフトを書いていたことがありますが、システムごとフリーズした!なんてこともよくありました。
3Dなどグラフィック表示に使うドライバに比べると、OpenCLのドライバは使うアプリも少ないためまだまだ不具合が潜んでいる可能性が高く、Adobe製品は運悪くそのバグを踏んでしまった可能性は否めません。
特に15インチモデルは新しいRadeon ProシリーズのGPUを搭載しているため、新しいドライバの不具合が残っている可能性はより高そうです。
特に15インチモデルは新しいRadeon ProシリーズのGPUを搭載しているため、新しいドライバの不具合が残っている可能性はより高そうです。
ちなみに我が家のMacBook Pro (15-inch, Late 2016)にインストールされているLightroomはバージョン5。
GPUによる高速化に非対応なので、たまたま不具合を踏んでいないだけかもしれません。
バッテリーライフ
Wi-Fi接続でネットを見たりブログを書いたりといった軽い作業であれば、感覚的には1時間で10%減る感じです。
公称値の10時間とも一致していますね。
PS4のリモートプレイで、常時通信と動画のストリーミング再生をし続けた時は6時間程度と、やはりバッテリーライフは短くなりましたが、妥当な結果に思えます。
少なくとも実用上十分な時間バッテリ駆動で動作させられそうです。
システムの安定性
スリープ復帰時に不安定になるという指摘が多いようですが、過去2回ほど症状がありました。
1回目はディスプレイを開けてスリープ復帰後、極端に動作が遅くなったケース。
2回目はディスプレイを開けたらカーネルパニックで強制再起動となったケース。
どちらも共通していたのはバッテリ駆動中だったということくらいでしょうか。
それ以外でシステムごとフリーズした事はなく、騒がれているほど不安定ではない印象です。
Touch Barの安定性
入力デバイスとしてのTouch Barには何の問題もなく、便利に使えています。
しかし、Touch Barを使っているアプリ、特にSafariがものすごく不安定!
とりわけスマート検索フィールドを使うと高確率でSafariがクラッシュするため、ブログの記事作成中にうっかり検索できず、かなり気を使います。
なんどこの画面を見たことか。。。
クラッシュレポートを見るとTouch Barの表示を更新しようとしてクラッシュしていることがわかります。
似たような症状で困っている方も多いようなので、次のアップデートでは修正してもらいたいものです。
MacBook Pro (15-inch, Late 2016)はTouch Barを含むハードウェアとしての完成度は非常に高いのは間違いありません。
しかし、新しいハードウェアに対するソフトウェアの完成度が十分でなく、結果的に多くの不満につながっているのは事実のようです。
幸いソフトウェアはアップデートで改善できるため、早急な改善を期待したいですね。
なんどこの画面を見たことか。。。
クラッシュレポートを見るとTouch Barの表示を更新しようとしてクラッシュしていることがわかります。
似たような症状で困っている方も多いようなので、次のアップデートでは修正してもらいたいものです。
まとめ
MacBook Pro (15-inch, Late 2016)はTouch Barを含むハードウェアとしての完成度は非常に高いのは間違いありません。
しかし、新しいハードウェアに対するソフトウェアの完成度が十分でなく、結果的に多くの不満につながっているのは事実のようです。
幸いソフトウェアはアップデートで改善できるため、早急な改善を期待したいですね。
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