以前に使っていたのはMacBook Air (Mid 2011)。
MacBook Air全盛期だった頃の機種で、ネットを見る程度であれば今でも全く問題なく使えます。
MacBook Pro (15-inch, Late 2016)に乗り換えて5年の差、AirとProの差を実感していますが、改めて客観的な数値で見えるベンチマークを実施してみました。
買い替えを検討中の方は参考にしてみて下さい。
スペック
今回比較した2機種のスペックは以下の通りです。
MacBook Air (Mid 2011) 13インチ | MacBook Pro (Late 2016) 15インチ | 比較 | |
世代 | Sandy Bridge | Skylake | 4世代進化 |
CPU | Core i5 / 1.7 GHz | Core i7 / 2.6GHz | x1.5 |
CPUコア数 | 2 | 4 | x2 |
RAM | 4GB | 16GB | x4 |
RAM接続 | DDR3 / 10.67GB/s | LPDDR3 / 17.06GB/s | x1.6 |
SSD | 128GB | 512GB | x4 |
SSD接続 | SATA / 3Gbps | PCIe3 x4 / 約32Gbps | x11 |
CINEBENCH R15(CPU)
マルチコアで画像レンダリングするCPUベンチマークです。
MacBook Pro (15-inch, Late 2016):668cb
MacBook Air (Mid 2011) :183cb
Proが約3.6倍高速です。
クロック周波数×コア数以上に高速化しています。
JetStream(CPU)
JavaScriptを実行するCPUベンチマークです。Safari 10.0.2で実行しました。
MacBook Pro (15-inch, Late 2016):223.28
MacBook Air (Mid 2011) :93.813
Proが約2.4倍高速です。
Blackmagic Disk Speed Test(SSD)
ストレージの読み書き速度を計測するベンチマークです。
MacBook Pro (15-inch, Late 2016): 書き込み1794.2MB/s, 読み込み1914.5MB/s
MacBook Air (Mid 2011) :書き込み162.9MB/s, 読み込み197.7MB/s
Proが書き込みで約11倍、読み込みで約9.7倍高速です。
まとめ
5年前のAirと最新のProを比較するとCPUの性能は数値上2〜3倍程度高速になっていますが、超高速になったSSDのおかげで体感上はさらに速く感じます。
このことからも最新のMacBook Proは闇雲にCPU性能を高めるのではなく、ディスク性能などボトルネックになる箇所を着実に高速化し、実用性能を高めていることがわかりますね。
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