購入前に気になっていたあれこれについて、SEL2470Zと組み合わせて実際に使い込んで分かったことを、良い点悪い点の両面で振り返りレビューします。
購入前のα7Sとの比較はこちら。
購入前のα7Sとの比較はこちら。
デザイン
Good
コンパクトながらしっかりと握れるグリップのおかげで、構えた時に安心感があります。
カメラを握ったときに人差し指が自然とシャッターボタンと電源レバーのあたりに来るため、さっと構えて撮る、という一連の動作が自然におこなえます。
Bad
操作ボタンや背面のホイールなど、メカニカルなスイッチのクリック感が軽くて安っぽく感じます。
また、ボタンのクリック感が軽めのせいか、ストラップで肩掛けしていると、十字キーが押されて設定が変わっていることが時々あります。
高感度画質
Good
α7II + SEL2470Z: 50mm, F4, 1/13, ISO12800
等倍で見るならISO6400までに抑えたいところ。
Bad
JPEG撮って出しのノイズリダクションはディテールが潰れがち。
これは自分でRAW現像することである程度回避できます。
低感度画質
Good
α7II + SEL2470Z: 70mm, F4, 1/1000, ISO100
Bad
特に思い当たりません
画素数
Good
α7II + SEL2470Z: 48mm, F7.1, 1/125, ISO100 (LightroomでRAW現像)
Bad
解像度が高い分ファイルサイズも巨大です。
JPEGで1枚7MB前後となるため、保存用のストレージの管理が大変です。
AF速度
Good
明るい場所で像面位相差を使ったAF-Cは快適で、簡単に動く被写体を撮影できます。
ピントも等倍で見ない限り十分な精度で合います。
明るければAF-Sも十分高速なので、動きが少ない場合はこれだけで撮れてしまいます。
Bad
暗所ではAFが遅くなるので、明るいレンズが必要になります。
Aマウントレンズ対応
Good
良いEマウントレンズが出揃ってきたため、結局マウントアダプタは購入を見送ってますが、選択肢が広いという安心感はあります。
Bad
Eマウントレンズと全く同じように使えるわけではない点。
AFモードなどに制限があります。
APS-Cクロップ
Good
EマウントのAPS-C専用レンズが全て使えるため、レンズ選択の幅が広がります。
Bad
1000万画素にクロップされるため、モニタ鑑賞などでは問題にならないと思いますが、2400万画素と比べるとどうしても小さく感じます。
ボディ内手ぶれ補正
Good
α7II + SEL2470Z: 24mm, F7.1, 1/125, ISO100 (LightroomでRAW現像)
Bad
特に思い当たりません。
サイレントシャッター
Good
α7IIはサイレントシャッター非対応ですが、非対応によるメリットは特にありません。
Bad
静かな場所での撮影など、どうしてもシャッター音が気になるシーンは意外とあり、そういうときに気軽に撮影できないのはちょっとしたストレスです。
そういうシーンではRX100などメカシャッターの音がしないカメラで代替する必要があります。
非圧縮RAW
Good
非圧縮RAWで撮影したことはないのですが、スペック上対応しているというのは安心感とお得感があります。
Bad
ファイルサイズが90MB近くなるため、気軽に使えません。
非圧縮RAWで撮影したことはないのですが、スペック上対応しているというのは安心感とお得感があります。
Bad
ファイルサイズが90MB近くなるため、気軽に使えません。
結論
購入前にも散々悩みましたが、期待通りとても良いカメラでした。
兄弟機の7Rシリーズや7Sシリーズほど尖っておらず、個人で持つメインのカメラシステムとしては非常にバランスが良いことを実感できます。
扱いやすいフルサイズ機として、一般的な用途であれば誰にでもお勧めできる機種と言えそうです。
次回のレビューでは、購入前には気づかなかったあれこれについてまとめてみるつもりです。
兄弟機の7Rシリーズや7Sシリーズほど尖っておらず、個人で持つメインのカメラシステムとしては非常にバランスが良いことを実感できます。
扱いやすいフルサイズ機として、一般的な用途であれば誰にでもお勧めできる機種と言えそうです。
次回のレビューでは、購入前には気づかなかったあれこれについてまとめてみるつもりです。
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