2016年3月24日木曜日

α7IIの高感度NRの効果を確認

α7IIは高感度ノイズリダクションの設定を標準から選択できます。



説明書によると「特に高感度時に目立つノイズを効果的に低減」ということなので、ISO12800で撮り比べてみました。

高感度ノイズリダクション:標準


α7II + SEL2470Z:55mm, F5.6, 1/125, ISO12800, 高感度NR標準

木の幹の部分などが塗りつぶされたようになりディテールが失われている箇所がありますが、モニタ鑑賞程度であれば気になりません。
ボケた背景部分はノイズが目立たずなめらかに見えます。

高感度ノイズリダクション:弱

α7II + SEL2470Z:55mm, F5.6, 1/125, ISO12800, 高感度NR弱

木の幹の部分などはディテールが残っています。
ボケた背景部分は粒状感が現れています

高感度ノイズリダクション:切

α7II + SEL2470Z:55mm, F5.6, 1/125, ISO12800, 高感度NR切

ディテールは「高感度NR弱」と同程度ですが、全体的にカラーノイズが目立ちます。

結論


ディテールが重要な等倍鑑賞や大きく引き伸ばした印刷をしない限りは「標準」で問題い画質が得られますが、少しでも細部の描写を残したい場合は必要に応じて「弱」に切り替えるのが良さそうです。

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