※ 以下は完全に個人の感想であり、US/JISキーボードの良し悪しを語るものではありません。
現在使用中のMacBook Pro (15-inch, 2016)はCTOでUSキーボードを選択したモデル。
キーボードの主な用途はWeb閲覧、ブログ、コーディングなどですが、半年ほど使って感じたUSキーボードのメリットとデメリットを紹介します。
見た目がカッコいい
キートップがスッキリとし、整然と並ぶUS配列はやはりカッコいいですね。
ディスプレイを開くたびに目にするものなので所有欲が満たされます。
長時間のタイピングが楽
USキーボードはJISキーボードと比較してホームポジションが中央寄りなので、明らかに長時間のタイピングが楽になりました。
膝に乗せて使うときもなんとなく安定する気がします。
「;」と「:」、「'」と「"」が同じキー
コードを書いていると何かと使用する機会が多いのが「;」「:」「'」「"」。
「;」と「:」、「'」と「"」が同じキーでホームポジションにも近いため、指の移動量も少なく入力が楽です。
特に「:」がホームポジションの小指の位置にあるので、このキーを多用するvimでは作業効率が大きく上がります。
(vimがUSキーボード配列にあわせて設計されているような感じもしますが。)
同じように「_」や「~」などコーディング中に多用するキーが指を伸ばしやすい場所に配置されていて、キーボード配置とプログラミング言語の設計には密接な関係が感じられます。
returnキーが近い
JISキーボードと比較してUSキーボードはホームポジションから近いため、入力が楽に感じます。
JISでは小指を右上に伸ばす感じなのに対して、USでは少し右にずらすだけ。
ちょっとした違いですが指の関節に対する負荷が減ったように感じます。
Fnキーと矢印キーが遠い
Web閲覧中にページの一番上にスクロールするため、JISキーボードでは Fn + ← を多用しています。
JISキーボードではFnと矢印キーが隣り合わせのため右手だけで操作できるのですが、USキーボードではFnキーが離れすぎていて片手では届かず使えません。
細かいですがストレスが積み重なっていくのを感じます。
「英数」「かな」キーがない
USキーボードを選択する上で最も覚悟が必要なのが「英数」「かな」キーによる日本語モードの切り替え。
特にこのブログのように日本語と半角アルファベットが入り混じる文章を書くときには「英数」「かな」キーが恋しくなります。
左右のコマンドキーを単独で押した場合は「英数」「かな」として動作するようにバインドするアプリ(「英かな」「Karabiner(macOS sierraには現在非対応)」)などもありますが、自分の使い方ではキーボードショートカットが暴発することも多く、結局 コマンド+スペース での昔ながらの切り替えに落ち着いています。
まとめ
USキーボードとJISキーボード、どちらも一長一短ありますが、コーディングする機会も多いため、今の所USキーボードが気に入っています。
今はJISだけどUSもきになるという方は、以前にご紹介したLBR-BTK-1のような安価な外付けUSキーボードもあるので、試用してみるのも良さそうです。
しかし、「英数」「かな」キーがないのは如何ともし難く、USキーボード+「英数」「かな」キーといった究極のキーボードは出てこないものでしょうか。
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